山椒の若芽の木の芽味噌
家に帰ると、母の左手が包帯ぐるぐる巻きです。
そしてどういうわけだか、その手に透明のビニール袋をかぶっています。
転んで骨折したと病院へ行ったら、手首を捻挫していたみたいです。
朝、山から採ってきたばっかりの山椒の若い葉をたくさんもらったから、木の芽味噌にしたいけど、すり鉢が押さえられないと悪戦苦闘の最中。
気になるビニール袋は、包帯が汚れないようにだそうです。
採れたての新芽はきれいな濃いグリーンで香りも強く、アンは様子を見にきましたがクシャミをしながらフェイドアウトしていきました。
薬草にもなる山椒の薬効として、内臓の働きを活発にするといわれますが、これはこの山椒のツーンとした香りが脳を刺激して、その相乗効果で新陳代謝が活発になり、内臓の働きを良くして、胃腸が活発に動けば消化を助けるし、血流が良くなれば冷えも改善されます。
なんておいしい万能薬でしょうか。
すりこぎで、ゴリゴリしたら西京味噌を投入。我が家は甘いのは苦手なので砂糖やみりんは入れません。
ほぼ山椒。
焼き豆腐にぬってオーブンで焼いて食べたい。
そのまま白いごはんにのせて食べたい。
たけのこもたくさんいただきまして、姫皮もこんなにきれいでやわらかそうなので、木の芽味噌和えにしていただくことになります。
そして、こちらはすでに下処理済みでアク抜き中のイタドリ。
ニシンと一緒になって「たいたん」になる予定です。
たけのこの下処理からなにから、これだけやっといて「捻挫したから今日は何にもできんかったわぁ」
って言うています。
母は強しです。