花嫁行列と長持唄
長持とは今で言うところのタンスのことで、代表的な嫁入り道具の一つでもあり、嫁入りに際して、花嫁の後ろを長持を担いで運ぶ際の祝い歌は「長持歌」として伝承されてきました。
今年は2015年9月19日に福島県下郷町の大内宿で開催されます。
東日本大震災の復興支援を通じてつながった縁で、福島県の会津地方に伝わる花嫁行列と湖北のものが、行列の進行の仕方や長持唄の節や歌詞が良く似ていることに気が付かれたのが三年前。
歴史を辿ると、滋賀県出身の戦国時代の武将 が国替えで会津の領主となった際、近江の文化を伝えた名残なのだそうです。
いつか一緒に、との熱い想いを今年叶えらたようです。
いつからか、どこからか、たどればみんなきっと絆でつながっているということですね。
日本も世界も宇宙も、遠いけど、近い。