桃の節句
3月3日 桃の節句
京都の清水五条の近くにある〈市比賣神社〉のひいなまつりへ
十二単の実演が見られるとのことなので、人雛さまのお支度を拝見しに行ってきました。
装束のお話や、柄や色のお話を盛り込みながら実演してみせていただくのですが、始まる前から大きな会場が満員御礼で立ち見もでるほどの大盛況ぶりでした。
お内裏様と、お雛様。
お雛様の十二単のかさねの色は配色により名前がつけられているそうで、今日の重ねは内側から、白に始まり、限りなく白に近い薄い紅梅色から徐々にグラデーションで濃紅梅にかさねる〈紅梅のにおい〉という名前の配色だそうです。
色の表現に〈におい〉という色が付いていないもので表すところが日本人の 物のあわれを感じます。
このお支度のことは、着付けとは呼ばず、「衣紋 えもん」と呼ぶそうで、衣紋し終えたお内裏様とお雛様は、ひな壇に上がられ、その後に三人官女と五人囃子がお揃いになりました。
今日は、世界中の女の子たちに健やかな明日がくることをお祈りしたいと思います。
この後、美味しいことや、オシャレなことも盛りだくさんだったので、続きのお話は
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