染め体験と工房見学@栗山工房さん

今日は、吉澤暁子きもの着付け教室の皆さんと、
京都の和染紅型 栗山工房さんで工房見学と染め体験をさせていただきました。



栗山工房さんの西田さんご夫婦に工房の隅から隅まで、説明付きで実際の工程を職人さんが作業されている手元までも間近で見学させていただきました。

京都で紅型染めが始まるに至った初代のお話や、型の事、染めの事、たくさんの興味深い事をお話いただきました。

そして、贅沢にも、2代目 栗山吉三郎さんご本人から直々に、藍の事や紅花のお話を通して、伝統を守り伝承していくことの大切さと難しさも教えていただきました。




技術を守ることは、文化を守ること。
文化を守ることは、人の豊かさを守ること。

私達が暮らしの中で、栗山工房さんの作品のような素敵なものに出会って、可愛いとか綺麗とか、感じてウキウキやワクワクする豊かな時間を持てる裏側には、それを守り伝える職人さん達の強い想いと日々の地道で大変なお仕事があってこそと、改めてその価値や尊さを感じるのでした。

着物を通してその世界を知り、人を知る。

ちなみに、染め体験の結果はこちら。



以前に一度、半衿に染めさせてもらえる体験にお伺いした事があるのですが、2回目でもやはり時が経つのも忘れるほどに楽しすぎて、でもやっぱり、なかなか自分の思うようにいくはずもなくて。

もし、3度目の機会があれば今度こそ!なんて思ってしまうほど。



お仕事がお忙しい中、時間を割いてくださって、私達が楽しめるように色々準備くださった栗山工房の皆さん、本当にありがとうございました。



【 和染紅型 栗山工房 】

〒616-8261
京都市右京区梅ヶ畑高鼻町23番地



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