七五三と千歳飴

本日 秋晴れの11月15日 は七五三

七五三はお子さまの健やかな成長と健康を願い、祝う日本の年中行事です。

神社などで、その感謝の報告や祈願を行う七五三詣りでは、
愛らしく、華やかなお着物姿のお嬢ちゃまや、頼もしい羽織袴姿のおぼっちゃま達で賑わい、私はこの時期が大好きです。

日本の伝統的な民族衣装であるお着物ですが、お着物姿のお子さまをたくさん見られるのは、1年に一度、この時期だけかもしれません。

あの愛らしい小さなお着物姿と、その姿に目尻が下がりっぱなしのご家族の姿を見られることは、着物に携わる仕事をしている人の楽しみの一つだと思っています。

彼や彼女たちにとっても、特別な楽しい思い出の1日になってくれればと心から願います。

今日、お話させてもらった可愛い二歳のお嬢ちゃまに『パチパチ、う〜ん。てちて、アメたんもらうの』と教えてもらいました。

七五三のお祝いに欠かせない【千歳飴】
その名の通り、千歳までも長生きできるように、粘り強く、長く、細く、と長寿を願い、そしておめでとうのお祝いの気持ちで、縁起の良い紅白の色で作られたという説があるようです。

こんな理由や意味がこもっていることは、伝わらないかもしれないけれど、
込められた気持ちは伝わって欲しいなと願います。