初雪

滋賀県の北東部に位置し、天下分けめの岐阜県関ヶ原との県境にまたがる『伊吹山』

日本海から伊吹山を越えてくる季節風は『伊吹おろし』と呼ばれ、乾いた寒く冷たい風が冬と雪を運んできます。

有人観測史上 世界一の積雪量は11.28メートルだそうです。
これは、現在も抜かれることなくギネスブックに載っている記録なのですが、この記録がでた場所は、ロシアでもカナダでも、北海道でも新潟でもなく、1927年2月14日の滋賀県の伊吹山なのです。

ちなみに、1日に降り積もった積雪量の世界一も伊吹山が持っているそうです。

隣接している我が町  彦根  から伊吹山まで車で40〜50分ほどで、彦根からも伊吹山の山頂を臨むことができます。

この地域に住む人たちの間では〝伊吹山が3回白くなったら街にも雪が降る〟と言われていて、

「今朝、伊吹さん白ぉなってたなぁ」
「ほやねぇ、二回目やろぉ」
「早よぅタイヤ換えとかな降るでぇ」

毎年この時期、必ずこんなやりとりをします。

一昨日、3回目に白くなったので朝からあわてて、タイヤ交換に行きました。

そんな昨日の初雪です。

朝起きて、カーテンを開けると銀世界が広がるの日が来るのも間近です。







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