dictionary

今朝、電車で隣に座っていた青年が、赤くて透けるタイプの下敷きを膝の上に置いて
その上にルーズリーフを一枚置くと、何やら文章を書き始めました。

宿題のレポートを書くのかなぁと思いながら、何を書いているのか気になってしまい、
見ないふりをしながらちらっと覗き見をしてしまいました。

よく見えなかったことと、罪悪感もあり、

一番上に「自分の気持ち」と題名が書いてあるのと、「訊く」という字が見えたくらいで見るのはやめにしておきました。

そのあと2行くらい進んだところでペンがぴたりと止まってしまったので、

そうね、自分の気持ちを文章にするのって難しいわよね

なんて考えていたのですが、

よく考えてみたら、私が文章を書くとき「聞く」や「効く」は書いても、「訊く」と書かないなぁと気がつきました。

スマホで〝きく〟と入力すると、
・聞く
・効く
・訊く
・聴く
・菊

と、次々と出てきます。


橋と箸が違うくらい、雨と飴が違うくらいに
聞くと訊くも違うから、次からちゃんと使い分けないといけないなぁと勉強しました。

人に伝える仕事をし出してから、言葉を選んで使う事と同じくらい、
人の話を聞き、読み解く事の大切さも学びました。

来年の話をすると、鬼に笑われるかもしれませんが、

  1日1語 辞書を引く  を、2019年の目標の候補に入れておきたいと思います。

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