Enjoy holiday
束の間の逃避行。
逃げるものが何もないので、ただの観光です。
遠くには行けないのですが、近くにも素敵な所があって、幸せです。
近くの港から船に乗り込み、いざ!
琵琶湖の北部に浮かぶ、琵琶湖国定公園特別保護地区の竹生島へ。
古来より、神の棲む島として、人が住まず、信仰の対象とされてきたため、昨今のパワースポットブームでそちらが注目されがちなのですが、国宝や重要文化財など歴史的に価値のあるものがある、文化遺産の無人島なのだそうです。
私みたいに、「船乗りたーいー」というだけでいっても、寛大に受け入れてくれる優しい島です。
日差しは暑いですが、船のデッキは風と天然のミストで気持ちがよかったです。
しかも、なんと、琵琶湖の上FREEWiFi!
30分ほど、クルーズを楽しんで、いざ上陸。
神仏習合の名残から、神社もお寺もあり、仏様も神様も祀られています。
島に入るとまず、階段をのぼってのぼってのぼります。
ひざ、笑います。
注意してください。
ひざが、
笑います(笑)
登りきると、宝厳寺があり、こちらには弁天さんがいらっしゃいます。
江ノ島の江島神社、宮島の厳島神社の弁財天と並び、日本三大弁財天に数えられ、そのうちでもこの宝厳寺の弁財天が1番古いため、大弁財天と称されているそうです。
お寺から神社に向かう通路の門は、大阪城の極楽橋を遺構して建てらた唐門で、こちらは大阪夏の陣で焼失した大阪城の現存する唯一の遺構物で、もちろん国宝に指定されているとガイドのおじいさんが教えてくれました。
そのあとも、狩野永徳の天井画があるとか、竜神様だとか、白蛇大神だとか、瓦投げだとか、招福小判だとか、贅沢な詰め合わせのギフトセットでした。
わざわざ海外旅行に行かなくても、まだまだ近くに素晴らしい遺産があり、知らない歴史がありました。
そして、私は無知の知。
大汗をかいて、また舟で帰ってから、大好きなキーマカレー屋さん「キャリールーム」さんへ。
私はシシトウと目玉焼きをトッピングしてもらって、ポテトサラダとラッシーもたのんで、まさかポテトサラダにマフィンがついていて、デザートに美味しいコーヒーゼリーがでてきて、
そして、私は足るを知るのです。
夜は、彦根の花火大会。
近所の川の土手で涼みながら遠巻きに雰囲気を楽しんで、馴染みの焼き鳥屋さんでハモと小鮎ではじまって、キモは塩で焼き鳥つまんで、小池ゆりこさんの若いころが可愛いとかうわさ話して。早めに帰ってゆっくりお風呂に入って、私にしては贅沢極まりない120点の夏休みでした。