栄冠はきみに輝く
本日の第1試合
この100回記念大会の選手宣誓を引き当てた、
地元、滋賀県彦根市の近江高校
静岡県の常葉大菊川高校を相手に
9対4で快勝!
準々決勝にコマを進め、8強入りを果たしてくれました。
9回表 5点差 で攻撃は常葉大菊川高校
2アウト ランナー無し
あと1アウトで近江高校の勝ちが決まるという場面
力いっぱい声を振り絞って、最後の打者に檄を飛ばすチームメイトたち
その表情は、祈るような必死な顔ではなく、
打者を盛り上げる声援と明るい笑顔でした。
最後の打席は勿論フルスイング!
2塁ゴロでアウト 試合終了となりましたが、そこに涙はなく清々しく潔い、笑顔。
球場を後にする場面でも、選手の1人が「ありがとう、甲子園!」と挨拶をし、チームメイトの笑い声が聞こえるシーンが映されいたのが印象的でした。
ここまで頑張った彼らに、勝ちたいとか、悔しいとか、そんな気持ちが無いわけではないはずだと思います。
でもこれが、積極的な失敗を良しとして、自分達で考える「ノーサイン野球」を掲げる常葉大菊川高校の選手達がみんなで考えた 【負け方】なのだろうと思うだけで胸が熱くなるのです。
勝ち進んだ近江高校のみなさんには、負けた彼らの気持ちも原動力にして、次の試合も悔いの残らぬよう闘ってほしいと思います。
10代の青年達の熱い夏
それぞれのチームに、それぞれの選手の皆さんに、栄冠がきみたちみんなに輝くことを祈ります!