東京→大阪

 東京 きものサローネの初日からその足で大阪へ

翌日7日は大阪 阪急梅田本店9階祝祭広場 で開催中の#playkimono 



吉澤暁子きもの着付け教室認定講師による〔公開着付けレッスン〕と〔着付け教室〕もこの日が最終日となりました。


今回は、吉澤先生自らレッスンいただける日がたくさんありましたが、何名かの弟子も#playkimonoデビューさせてもらいました。

この日は東京から引き続き一緒のハルミさんの公開レッスン

あがり症だと言う彼女。
前夜は東京から深夜に帰ってからも何度も入念に準備をしていましたが、そんな顔は少しも見せず、少しだけ砕けた雑学なども挟む余裕で時間もピッタリ!




無料の公開レッスンでしたが、事前のご予約でお席はうまり、立ち見いただくお客様もたくさんいてくださいました。

お友達や、ご主人も見にいらしていて、華々しいプレイキモノデビューになったのではないでしょうか。

私がこの日担当させていただいた着付け教室も、会期中2度目とか、公開レッスンを見てとおっしゃっていただくお客様も多く、皆さんお着物大好きで熱心な方ばかりなので、私も含め同じ着物好き同士が集まって楽しくレッスンさせていただきました。


レッスンが終わってから、同じく9階のギャラリーで同時開催の白洲正子ときもの展へ

こちらは着物着用だと無料で拝観できるとのことで、レッスン後ハルミさんと少し覗かせてもらってきました。

随筆家 である彼女の生き方、存在そのものが「美」であり、生涯にわたり独自の美意識を貫いた白洲正子さんの所持品や愛用品、コレクションの一部が展示されていました。

ハルミさんと2人「私はこれが好きだわ」だの「こちらお似合いよ」だのワイワイキャッキャ楽しんでいたのですが、1番奥の展示スペースに入った瞬間に、二人とも言葉を失い時間が止まりました。

そこにあったのは、白洲正子さんの言葉

《  自分の仕事にほれこまないような人間に
特にきもののようなものは、
美しいものができるはずがありません  》


今回、東京でも大阪でも、いつもと違う場所で、普段お会いしない方々と、普段見ることのないたくさんの着物に携わる方のお仕事姿をたくさん拝見しました。

着物自体の美しさ、着付けされた着姿の美しさもそうなのですが、仕事に対する意識、誠実さといった美しさに関してもたくさん考え、感じたばかりで、自分自信の仕事に対する意識についてもより深く思い巡らしていたところでした。

この言葉はまさにその瞬間、私の心に刺さり、また同士としてこの数日ご一緒したハルミさんにも同じように心に刺さっていたようで、2人して時が止まったかの如くでした。

大阪に帰る前に師匠の吉澤先生が、サローネの会場で取材を受けてらっしゃる所を少し見学させていただく機会があったのですが、
そこで垣間見た我が師匠の語る  潔く美しい仕事への志し 

私も心に一つ 強く美しいモノを持って着物と関わりを持っていきたいと思います






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