志村ふくみ展へ
天高く馬も私も肥ゆる秋
やっととれた夏季休暇を利用して、滋賀県立近代美術館へ。
絶対行きたかった志村ふくみ展。
開催期間ギリギリ滑り込みセーフです。
私が一番最初に志村ふくみさんの作品を見たのは、京都の細見美術館でした。
かれこれ15〜20年も経ちましたか。
今回は、前期、後期に分けてそれぞれに約30点くらいの作品が展示されていましたが、私は後期しか見ることができず、残念。
作品名は『ダフニス』
《ダフニスとクロエー》は2〜3世紀頃、ロンゴスというギリシャ人によって書かれた物語で、文学だけでなく、音楽や絵画にもこの作品をテーマにしたものが見られます。
シャガールのリトグラフが挿し絵になっている絵本が出版されているそうです。
学芸員さん曰く、志村さんのシャガールへの挑戦なのではないかとのこと。
ヤギに育てられた少年ダフニスと羊に育てられた少女クロエー。2人の恋の物語。
そこに織られていたのは、儚く切ない、志村さんの甘い恋の糸だと私は思いました。
これは絶対言ってはいけないとずっと我慢してましたが、もう我慢できませんで、
ふくみさん本当にごめんなさい
最後に一度だけ
『志村 うしろ!』